KIMAGUREブログ

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フィヨルドブートキャンプに入るまで

はじめに

この記事は自分がプログラミングスクール フィヨルドブートキャンプ(以下FBC)に入った経緯を振り返るために書いたものです。

簡単な経歴

短大を卒業後、金型製造メーカーに就職 6年半勤務

電子部品メーカーに1年半勤務

FBCに入会 1年ちょっとで挫折

2年後FBCに復帰 学習中(前のブログに経緯をまとめてあります)

プログラミングに興味をもったきっかけ

自分の家には小学生のとき(2001年くらい)からパソコンとインターネットがありました。当時としては自宅にネット環境があるのはかなり珍しかったと思います。またゲーム好きというのもあったため、将来はなんとなくプログラミング関係の仕事に就きたいなぁと思っていました。

成長して、自分がいざ進路を決めるとなったとき、当時のプログラマーの労働環境はかなり悪いという噂でした。親戚にプログラミング関係の仕事についている人がいたため、内情を聞くと「繁忙期は深夜1時〜2時まで残業がある」「やめる人も多い」など話を聞く限り、かなりネガティブな印象を受けたのでさんざん迷ったあげく、結局別の進路を選びました。短大時代、授業で少しC言語に触れる機会があったものの、プログラミングとはほとんど関わりがありませんでした

卒業後、金型製造メーカーで型彫放電加工機という機械のオペレーターをやっていました。 NCプログラミングを用いて機械を制御し、物を加工する仕事はかなり楽しかったです。これがプログラミングにガッツリ触れ、楽しさを知った最初のきっかけになりました。

プログラミングスクールに入ろうと思ったきっかけ

金型製造メーカーを退社後、電子部品メーカーに入社しました。職場環境はあまり良くなく夜勤もあったせいか頻繁に体調を崩したり、病気を連発するようになり心身共に疲弊、結局1ヶ月休職することになりました。(ちなみに体は頑丈なほうで、前々職では体調不良を理由に休んだことは6年半で2日ぐらいしかなかったです。)

休職中、体を壊しつつ賃金を稼ぐ自分の働き方や いつAIに奪われてもおかしくない機械オペレーターという職種そのものの将来性に大きな不安を感じていました。

そんななか、progateをはじめたのがきっかけで「プログラミングやっぱ面白い!もっと学びたい!」と思うようになりました。
復職した後もProgateドットインストールを仕事終わりや休みの日にちょこちょこ進めていました。独学でやっているうちに「もっと体系的に学んでしっかりとスキルを身につけて転職したい!」と思うようになりプログラミングスクールに入ることを決意しました。

FBCを選んだ経緯

決心した後、仕事終わりにプログラミングスクールをネットで探す日々をしばらく送っていました。

◎自分が求めていた条件

  • 難しくてもいいから現場でも通用する技術が身に付くカリキュラム
  • 卒業生を雇った企業からの評判がいい
  • 現役バリバリのエンジニアがメンターをやっていて質問できる
  • 宣伝費をほとんどかけてない(誇大広告をださない、アフィリエイトとかもやらない)
  • 雰囲気がよさそう・生徒や講師に性格悪い人がいなさそう(直感でしかないけど)

しかし、検索上位に上がってくるものは「最速3ヶ月でフリーランスへ!」「未経験から年収1000万!」などの誇大広告が多く「宣伝費ばっかかけて胡散臭いの多いなぁ ちゃんとしたプログラミングスクールなんて存在しないのか?」と半ばあきらめていました。そんななかFBC卒業生の書いたブログ
プログラミングスクールの理想と現実。あとフィヨルドブートキャンプについて - 猫Rails
を見つけ、そこではじめてFBCの存在を知りました。求めていた条件にほぼマッチしていたので、それからしばらくはFBCに関することをできる限り調べました。

⇩特に参考になったリンク

Railsエンジニアとして就職できるレベルとは - komagataのブログ(FBCのメンターさんが書いたブログ)
プログラミングスクールへの期待と提案について - Pepabo Tech Portal

特に自分の中で重視した条件は「現場でも通用する技術が身に付くカリキュラム」です。エンジニア市場を調べていた際、なんとなく肌感で「半端な知識をつけて就職できたとしても邪魔になる 会社にとって負債にしかならない」と思っていました。FBCはその点、企業の研修にも使われるぐらいだからカリキュラムは安心できると判断しました。

「卒業生を雇った企業からの評判がいい」の条件に関しても、X(Twitter)やネットで調べた限りでは採用担当や現役エンジニアからの評判も良く、悪評は「カリキュラムがハードすぎる」ぐらいだったので入会を決意しました。

実際にFBCに入ってみて

◎良いところ

  • 価格が他のスクールに比べて安い!
    月額制(29800円)で入会金などもなく、やめようと思ったらいつでもやめれます

  • コードレビューしてもらえる!
    独学でやっていたときと違い、現役エンジニアから細かいアドバイスを受けれたり、自分だけでは絶対に気づかないような点を改善できたりといいことづくしです。あとどのメンターさんも言葉遣いが丁寧で優しくレビューしてくれます!

  • コミュニティ全体の雰囲気がとにかくいい!
    雰囲気についてはネットで調べるだけではなかなか出てこない情報だったので、多少不安だったのですが杞憂でした。実際は学習に対して熱意を持った受講生が多く、メンターさんたちのサポートもかなり手厚いです。学習に専念する環境が整ってます。
    アンチハラスメントポリシーを定めているので、万が一不快な行為をする人がいたとしてもメンターさんに報告すれば対処してもらえます。

  • 文章でのコミュニケーション能力が上がる!
    日報を書いてメンターさんからコメントをもらってそれに返信したり、課題を修正しメンターさんに報告したり、疑問があればQ&Aに投稿したりと、ありとあらゆるところで文章を使ってのコミュニケーションが鍛えられます。

  • 卒業までたどり着けた人はほとんどが就職できる
    FBCではカリキュラムの難易度がハードな代わりに、卒業までいった人は例外を除いてほぼ間違いなく就職できているようです。
    卒業生のブログ・X(Twitter)などを拝見していると就職後も生き生きと仕事をしている方が多いなぁという印象を受けます。

◎悪いところ(というより注意点)

  • 1から丁寧に教えてもらえない
    これは参考にしたブログにも書いてあったことですが、基本を手取り足取り教えてくれるわけではないです。 未知の分野を自分で調べたり、問題に直面したら解決方法を自分で模索した上で質問したり、とにかく自発的に動いて学習しないと課題はクリアできません。いわゆる義務教育型の授業形式を望んでいる方には向いてないスクールです。

  • 課題難易度が高い
    カリキュラムの中にはクリアのハードルがかなり高いものもあります。心が折れそうになることもしばしばあります。
    難易度は高いですが、自分で調べても分からない場合は質問すれば答えてもらえますし、他の方の日報を見ることでヒントを得られたりするので絶対にクリアできない課題ということではないです。

  • 卒業までたどりつける人が少ない
    「自分に合わなかった」「課題難易度が高すぎて心が折れた」「金銭的に継続が難しい」「家の事情で勉強に時間が回せなくなった」等、諸事情があって卒業までいかない方が相当数います。
    しかし、「プログラミングを学習してる過程で別のやりたいことが見つかった」「テストエンジニアを目指すことにした」等、必ずしもネガティブな理由で退会しているわけではないです。 「FBC気になってるけど自分に合うかどうかわからない」という人は3日間の無料期間があるので試してみるのがいいと思います。

感想まとめ

自分は入会してよかったと思います。前述したように雰囲気はとてもいいですし、メンターさんも全員優しいです。課題は難しいぶんクリアしたときに達成感を味わえますし、確実に自分の身になっていると実感できます。自分が仮に独学を続けてた場合、プログラミング学習自体を諦めていたと思います。

おわりに

実はこのブログ、入会した当初に書こうと思ってたのですがズルズルと先延ばししてしまい、結局書かずじまいでした。挫折してから学習に復帰し、「初心を思い出そう」ということで書きました。卒業を目指して引き続き学習を頑張りたいと思います!